リズムのよい強弱のある文章を目指す

 

 

魅力のある文章を自分のものにするために

 

 

魅力のある文章というのは、人によっても感じ方は違います。

この文章が魅力がある、と感じる人もいれば、別の文章を魅力があると感じる人もいるでしょう。

魅力ある文章とはいっても、個人の好みの違いがあるといえます。

 

とはいえ、大多数の人にとって、魅力のある、心地のいい文章というのは存在します。

 

そのお手本といえるのが、「小説」ではないでしょうか。

とくに、女性作家の方の小説などの文章は、読みやすいと感じる人もいるでしょう。

 

わたしが文章を書くときにすることは、まずそういった方の文章をざっと読むことです。

あたらしい本である必要はありません。

読書をするために読むわけではないのです。

そうではなくて、文章の「リズム」や「テンポ」を、頭の中にいれたいのです。

なので、たくさん読む必要もありません。

数ページ、あるいは、ほんの数行でもいいのです。

それだけ読むだけで、自分の中の文章というもののリズムができあがってきます。

 

こういったときに読むものというのも、気をつけなければなりません。

あまり硬いものだと、そのあと書く文章も硬くなってしまったりします。

 

女性作家でなければならないというわけではなく、自分が読みやすいと思うのであれば、もちろん男性作家でもかまいません。

最近は柔らかい文章を書く男性作家の方も増えてきています。

 

ミステリー小説や歴史小説というのは、どちらかというと事実を書く文章が多いので、説明文のような感じになりがちです。

もっと柔らかい文章を求めるのであれば、やはり小説の中でも、「恋愛小説」などがおすすめでしょうか。

 

文章が相手にとって読みやすいように書きたいと思うのであれば、自分が読みやすい文章というのを、まず知ることが大切なのだと思います。

そして、いったんそれを見つけたならば、それを文章を書く前に読むことで、そのリズムやテンポというものを、まねすることも、上達する秘訣だとわたしは思います。

 

リズムのよい強弱のある魅力のある文章

 

魅力的な文章を書きたいというのは、わたし自身もずっと思っています。

そのため、いろいろなものを読むたびに、これは魅力的な文章だな、と感じると、それはどうしてだろう、と考えたりしています。

 

魅力的な文章というのは、少なくともわたしにとっては、「心地のいい文章」だと思っています。

読んでいて心地のいい文章、というのは、少なからず存在します。

それは、情報の伝達だけにはとどまらない文章の魅力だとも考えています。

 

情報を伝えるだけであれば、文章というのは、すべてが新聞記事のような文章でよいということになります。

はっきりと、明確に、誤りなく、言葉を選んで並べればいいということです。

しかし、実際にはそういうわけではありません。

もっと文章については、好みがあったり、引きつけられたりすることがあるからです。

 

そういった魅力のある文章というのは、読み続けたくなる文章ではないかなと思います。

たとえば、雑誌のコラムなどを読んでいても、そのコラムのテーマだけで、読み続けるわけではありません。

興味のない内容のコラムだったとしても、ついつい最後まで読んでしまうコラムというのがあります。

それは、その文章自体に引きつけられているからです。

 

そういった文章の特徴というのをあげてみると、まず何より「リズムのよさ」があると思います。

文章が無駄に長くなく、一定のテンポで切り上げられています。

そのため、読んでいる側としては、無理なく文章をひとつづつ頭に入れていけます。

 

また、漢字とひらがなのバランスというのもあると思います。

先に述べたのが音としてのリズムであるとすれば、こちらは見た目としてのリズムのバランスです。

読みやすいな、読みたいな、と思わせる文章は、漢字が多過ぎるというわけではなく、かといってひらがなばかりということもありません。

こういった、リズムのよい、強弱のある文章を目指すことが、魅力のある文章を書く手法だと言えそうです。